
「拡大写本」というのは、弱視であったり、読書などをするのが困難な方のために、その人に最も読みやすい文字の大きさで書き写した本のことです。
拡大文字の教科書や大きな文字で読みやすい本を作ります。
弱視児(小学生)が使用する教科書を、その生徒が最も読みやすい大きさの文字で書き写したり、パソコンで入力した拡大教科書を制作しています。また、読書障害者(高齢者など)には大きな活字の読みやすい大活字図書を制作しています。
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6月11日
参議院文教科学委員会で拡大教科書の問題が取り上げられました。
以下のホームページにその議事録を掲載していただきましたので、ご覧下さい。
http://www.lv-club.jp/
2009年6月9日
「教科書バリアフリー」から「読書バリアフリー」への展開を目指し、下記のよう
な法案の制定を目指すことになりました。関係団体へ呼び掛けていただければ幸いで
す。もちろん、転送、転載は大歓迎です。よろしくお願い申し上げます。
「読書バリアフリー法」(案)賛同団体呼びかけ主意書
2010年国民読書年に向けて障害者・高齢者の読書バリアフリーを実現する会 会長 笹川吉彦
国連では2006年12月、「障害者の権利条約」が採択され、我が国でも現在批准に向
け国内法の整備が進められているところです。この条約では、合理的な配慮の下、「
利用可能な様式を通じて、文化的な作品を享受すること」を確保するためのすべての
適当な措置をとることが義務付けられております。
また、第二十一条には「障害者が、第二条に定めるあらゆる形態の意思疎通であって自ら選択するものにより、表現及
び意見の自由(他の者と平等に情報及び考えを求め、受け、及び伝える自由を含む。
)についての権利を行使することができることを確保するためのすべての適当な措置
をとる。」と定められています。
一方国内では、国民の「活字離れ」が叫ばれて久しくなりますが、国民的な読書活
動を推進するために「子ども読書推進法」や「文字・活字文化振興法」が制定されて
おります。
また、2008年6月には国会で2010年を「国民読書年」とする決議が全会一致で採択され、国民すべてが更に読書に親しめるような読書の環境と読書文化の高揚
が期待されているところです。
このような情勢の中、障害者や高齢者の読書環境を改善し、「読みたくても読めな
い」という読書困難者が一冊でも多くの本と触れ合えるように下記のような「読書バ
リアフリー法」案の制定を国会議員に陳情することになりました。
そこで国会でのロ
ビー活動において関係者の総意を伝えるために賛同団体を募り、その一覧も合わせて
提出したいと考えております。つきましては、数は力ですので、多くの団体の賛同を
表明していただければ、大変有難く存じます。もし賛同を表明していただける場合は
、下記アドレスまでご連絡いただけますでしょうか。
多くの関係者の方々のご理解とご支援を賜れますよう宜しくお願い申し上げます。
連絡先メールアドレス unokazuhiro@ybb.ne.jp
坂戸拡大写本の会ではこの数年間、拡大教科書の制作に努力を重ねてきました。
社会貢献事業に力を注いでいる企業のお力を借りながら会員の増員も図り、試行錯誤を続けながら制作をしています。
手元に教科書がなかなか届かなかったり、ボランティアとしての力量に加え納期のある仕事にもなり、それぞれの持ち時間を駆使した苦労のある制作が正直なところです。
分担できる会員の人数の関係で、依頼を受けながらもお断りしなければならない現状もあります。
このような現状につきましては会員一同、胸が痛く残念に思っています。
最近になって文科省の姿勢にわたくし達ボランティアに対しての理解が少し見えてきましたが、所詮、国や行政が担うべき事と痛感しながらも、拡大教科書を必要として待っている学齢児童のみなさんに少しでも力になれるようにと願いつつ、これからも会員一同努力を惜しまず励んでゆきたいと思っていますので、
今後とも関係各方面の方々の温かい御支援と御協力をよろしくお願い申し上げます。